top of page
検索

受験勉強について


 入庁1年目保育課の峠です。

 今回は「受験勉強」をテーマに、私が公務員試験の勉強中に大切にしていた事を2つ紹介致します。


1.「広く浅く」

 私は大学2年生の冬に予備校に通い始めました。時期としては、おそらく周囲の人達よりも早いと思います。しかし、当時の私は大学の講義が忙しく、予備校は授業に出席する(消化させる)ことで精一杯でした。

 大学3年生の12月、焦り始めた私は予備校の講師に相談しました。すると、講師から「あなたは他の人よりもかなり遅れているよ」と心に刺さる一言を言われました。一層焦った(傷ついた)私が打開策を求めたところ、「これからは広く浅く勉強すること。勉強のスタートが遅かった人や、大学・仕事が忙しい人が試験対策をする上で大切なことは、得意な科目を"伸ばす"ことよりも、得意な科目を"増やす"ことである。そのためには『広くて浅い』勉強方法が重要になる」とアドバイスをもらいました。

 私はその後、1科目30分でも良いからとにかく多くの科目数を勉強するようにしました。

 そのような勉強方法を続けた結果、「広く浅い」理解を得ることができました。もちろん、1科目への深い理解はありませんでした。しかし、全科目に対する「広くて浅い」理解を得たことにより、自分の得意な科目を増やす事ができました。


2.「息抜き」を大切に

 私の集中力持続時間は約30分です。そして、皆さんもご存知かと思いますが、公務員試験は長期的かつ長時間の勉強が必要になるといわれています。しかし、繰り返しますが、私の集中力はせいぜい30分しか持ちません。そんな集中力の無い私が大切にしていたことは「息抜き」です。何故かというと、息抜きをすることにより、集中力を回復させることができるからです。30分勉強したらコーヒーを飲む。携帯を見る。友達と話す。時には1日勉強しない日を設けたりしました。このような息抜きをすることにより、集中力を回復させ勉強の効率性を上げることができました。

 俗にこのような行動は「サボっている」とも言われがちです。しかし、サボることでその後の勉強効率が上がるのであれば、結果的にそれは意味のあるサボりであると考えました。

 私のように集中力に自信が無い人は、是非自分に合った「息抜き」を見つけて実行してみて下さい。


 以上の2点が大切にしていたことです。これからのラストスパート、慌ててしまうこともあるかと思います。しかし、それは周りの人も一緒なので、あまり気にする必要は無いかと思います。ゆっくり着々と、最後まで頑張って下さい。応援しています。 

bottom of page