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公務員の仕事について


 皆様こんにちは! 入庁1年目、障害者施策課地域ネットワーク推進係の稲嶺と申します。


 このスタッフブログでは、事務局の職員が就活生の皆様に向けて、区役所職員の生活や当時の受験勉強のことなどをお伝えしていきます。興味のある記事だけでもお目通しいただければ嬉しいです! より詳しく聞きたい方はすぎフェス会場にて巡回スタッフにお声掛けいただくか、相談ブースにて職員にご質問いただければ対応致します。記事の内容についての場合は該当の職員を探していただけるとスムーズかと思います。

 随時更新されていきますので、時々覗いてみてくださいね!


 私の記事では、地方公務員としての職務を絡めつつ実際に働いてみての感想を書いていこうかと思います。

 公務員を志望しているのは安定しているから、そう漠然と考えている人は多いと思います。では、なぜ公務員は安定しているのでしょうか。給与額や福利厚生ではない部分で、公務員が安定していると言われている理由があります。

 それは需要が消えることがないからです。役所が提供する商品ともいえる区政とはそこで生活している人のためのものであり、自分が住んでいる地区がもっとこうなればいいという需要が舞い込み続けるのがこの区役所です。つまり廃業になることがありません。そのため安定していると言われるんですね。

 財政や税務の仕事だけに留まらず、高齢者・障害者福祉、子育て支援、文化・産業振興etc…これら全てが区役所職員の仕事です。地域で暮らす方々の需要に応え続け、全体の奉仕者として勤めることが求められています。


 さて、そんな多岐にわたる仕事の一例を挙げたいと思います。

 自分の話になりますが、私は障害を持っている方が区内で生き生きと暮らしていくために必要な福祉サービスを支給する業務に携わっています。その方の概況を調査し、自宅や病院に伺ったり関係機関に電話をしたりして、その人のための支援計画の作成に関わっていくケース業務です。事務職のイメージからはかけ離れた業務にやや面食らいつつ、区役所職員の仕事にはこんなにもひとりひとりに寄り添った業務もあるんだなと驚きました。

 これは実際に区役所で働いてみての結果論になりますが、区民の方にリアルタイムで直接サービスを届ける、生活に深く関わる部分の細やかなケアを行う、これらは都道府県職員と市区町村職員の仕事における明確な違いだなと考えるようになりました。


 区民の方々と関わりたいと思っていたのに職員や事業所とばかりやり取りをしている人もいれば、事務的なパソコン作業がしたかったのに生活保護のケースワーカーに任命された人もいます。区の業務体制の中には、実際に配属されてみないと気付けなかった仕事も多くあります。既に調べている方が多いとは思いますが、区政や自治体の業務についてたくさん調べてみてください! こんなことまで区の職員がやっているのかと驚いたり、こういった仕事なら自分もやってみたいと思ったり、色々と想像することでモチベーションのアップや面接の新たなネタに繋がるかもしれません。


 すぎフェスは若手職員が中心となり、区役所職員の生活や仕事内容、杉並区の特徴や魅力についてリアルな情報を発信していくイベントです。やりたいことが見つけられないからどんな仕事をやっているのかを具体的に知りたい、こういったことに興味があるけれど実際に仕事としてできるのかわからない、そんな疑問の答えを見つける一助になればと思っています。

 すぎフェスに関わる職員一同、皆様のご来場を心よりお待ちしております!

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